2007年05月04日

トンマッコルへようこそ

を観たわけです。トンマッコルへようこそ

韓国では800万人を動員したそうです。
なにかの映画で予告を見て気にはなっていました。

時代は朝鮮の南北戦争。
山奥のトンマッコルという仮想の村。
そこに住む人々は戦争が起きていることも知らず、
日々の自給自足の生活を送っている。
そこへ、3組のお客が舞い込んでくる。



一人は
空から落ちてきた

アメリカ軍人。


二人は
森からやってきた

南の兵士。


三人は
山を越えてきた

北の兵士。


のんびりとした田園風景、純粋な村人。
しだいに心を通わす3組。


やがて、トンマッコルに危機がやってくる。


といったストーリーをファンタジーっぽく展開させていきます。
音楽は久石譲。
ジブリ作品が好きなんだろなと感じます。
(あまり、ジブリを観てないので、いい加減ですが、もののけ姫の風景に似てる気がします)


ほのぼのしていて、とても気軽に見れる
ユニークな作品ですね。

ちょっと優しい気持ちになれますよw

イノシシのシーンがとても僕は好きですw



以下は完全にネタバレとなります。
(結末に触れてます)

観終わってから、読むことをオススメします。
あしからず

さて、観終わった感想です( ̄▽ ̄)b

オープニングの少女のあどけない笑顔の先にある
墜落してくる飛行機。

のどかな風景、音楽の中、とんでもない空からの来訪者。
あっという間に心がつかまれました。

そして、負傷兵を引き連れての戦闘シーン。
次々に殺される兵士。
残酷な現実から超のどかな、トンマッコルへ。

理想郷。

そして、殺し合いをしていた兵士たちが、やがて
その余りにものどかな村の流れに癒され、心を通わせていく。


とくにイノシシ襲来のシーンなんか、メチャメチャおもしろいヾ(*ΦωΦ)ノ
映像ならではの描写で、笑えましたw


そう!!


とっても、素敵な映画なんです!!



が!!!!


ラストがどうも僕の中では納得できない┗(-_-;)┛



心を通わせ、争う空しさとか感じたであろう兵士たちが、
共に手を取りあい、トンマッコルを救うため、
爆撃に来た米軍主導の連合軍と戦闘をすることに。



米軍機を打ち落とし、歓喜する兵士。
(まぁ、村を守るためだから、しょうがないかも)

米軍機に殺され、逆上し
戦闘機に向かって機関銃を乱射し、死ぬ兵士。
(好きになった女が誤射で殺されたのに、その兵士を殺すのを踏みとどまったのによ)

んで、当初の目的通り、
爆撃地点を偽装し、トンマッコルを守って、
爆撃地の中心となって、死ぬメインキャスト。
(本人たちも予想していたので、しかたないのかな)



むぅぅぅぅぅ。


せっかく生きていくのに憎しみや争いの空しさを感じて、
手を取り合ったのにね。


村を守るためとはいえ・・・

どうも納得できん・・・・


現実はこんなもんよってことなんですかい?


陽動作戦成功して、誰も死なずにばんざ~い♪
じゃダメだったのかな・・・・


まぁ、しばらく考えてみなきゃな



ではでは。


同じカテゴリー(映画)の記事
不都合な真実
不都合な真実(2007-07-27 18:29)

ロッキー・バルボア
ロッキー・バルボア(2007-05-06 18:40)


Posted by ひおとこ at 21:23 │映画
この記事へのトラックバック



カテゴリ
: SF/ファンタジー

製作年
: 2005年

製作国
: 韓国

時間
: 132分

公開日
: 2006-10-28〜

監督
: パク・クァンヒョン

出演
: シン・ハギュン チョン・ジェヨン ...
mini review 07031「トンマッコルへようこそ」★★★★★★★☆☆☆【サーカスな日々】at 2007年05月08日 13:09